介護の職場選びでまずポイントにしたいのは介護施設の種類です。一口に介護施設といってもさまざまな種類があり、施設の種類によって業務の内容も変わってきます。例えば特別養護老人ホームは要介護認定3以上のお年寄りが入居している施設です。身体介助や身の回りの世話、機能訓練などの介護を24時間体制で行うため、日勤だけでなく夜勤も発生します。
デイサービスは利用者が通所する施設で、身体介助やレクリエーションの運営やサポートなどを行います。要介護度はそれほど高くない利用者もおり、業務の負担は比較的軽いでしょう。なお、日中の通所なので夜勤は発生しません。このように、施設それぞれ特徴があるので、自分がどのような働き方をしたいか考えながら選ぶことがポイントです。
また、通勤がしやすい場所にあるかどうかも重要なポイントで、電車通勤を前提にしているなら、駅近の介護施設はベストな職場と言えます。駅から近距離の立地であれば、出勤時も帰宅時も移動がスムーズです。通勤に関する疲れもストレスも溜まりにくいなど、駅近で働くことにはたくさんのメリットがあります。
自動車通勤の場合は、施設に駐車場があるかどうかも確認してください。駅近の職場の中には限られたスペースで施設を運営している関係で職員が車を止められるような十分な駐車場は確保できていないケースもあります。その場合は自分で駐車場を探さなければいけませんが、職場から駐車料金分の手当などが出るのかなどもチェックしておく必要があります。